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赤ちゃんにオーガニックケアは危険?肌を見て適切な保湿ケアを【アレルギー】

 

 乾燥が気になる季節になってきました。

 

ベビーマッサージや保湿ケアの一環でオーガニックオイルを使用する方も多いと思います。我が家では生後間もない娘の綿棒浣腸では食用のオリーブオイルをよく使用しました。息子は生後2ヶ月からほっぺの乾燥がひどく、ヴェレダのカランドラオイルやクリーム(ベビーケアライン)を使用したりもしていました。

↑天然成分100% 息子はこれでアレルギーになったわけではないので注意。

しかし含有成分“ごま油・アーモンド油”が気になり使用を中断。私が残りを使いました。「※すべての人にアレルギーが起こらないわけではありません」と公式HPにも書いてあります。

 

オーガニック(天然成分)=安全

 

だと思い込んでいました。

しかしそうとは限らないのです。

オムツかぶれや炎症、乾燥した肌に「オーガニックケア」を続けると、赤ちゃんが含有成分によってアレルギーを引き起こすことがあります。

また「オーガニックケア」は自然由来で刺激が少ない分、効き目も穏やかです。そのため肌の乾燥を長引かせるかもしれません。すると空気中のアレルゲン(ダニ・花粉・卵・小麦など)を皮膚が取り込んでしまいアトピー性皮膚炎を悪化させたり、食べていない食物のアレルギーになる危険性があります。

そしてアレルギーを発症すると後々喘息になる確率も高まります。

 

このことをもっと早くに知っていたら、、漫然と市販品で保湿していなかったら、、息子はアレルギーになっていなかったのではないかと悔やまれます。

息子は生後2ヶ月からとても小さい範囲でほっぺが赤くプツプツが見られました。これくらいなら、、と市販品で保湿。色々と試しましたがよくならず、4ヶ月頃から医師に処方された薬で保湿しています。2ヶ月以上湿疹が続く場合「アトピー性皮膚炎」なのですが当時は知りませんでした。乳幼児湿疹とアトピー性皮膚炎の線引きは湿疹の場所と期間なのだそうです。*1

現在息子は4歳。ダニアレルギークラス1、そして3歳ごろから喘息の傾向があります。見事にアレルギーマーチ*2を歩んでしまっているのです。

 

今回は、赤ちゃんにアレルギーを引き起こしてしまう危険なケアと、保湿の大切さについて書いていこうと思います。

 

 目次はこちら

 まずはじめに

生後3ヶ月を過ぎた頃から乾燥肌の赤ちゃんが出てきます。それまでは脂っぽく脂漏性湿疹で悩んでいた赤ちゃんも多いのに不思議です。この頃になると皮脂の過剰分泌が治り、とても乾燥しやすくなるのだと言われています。赤ちゃんの肌が乾燥する前のケアが大切です。特に冬になると、赤ちゃんの薄い肌はすぐ水分が無くなってしまします。

ほっぺが赤い、すでにカサカサしている赤ちゃんは市販の保湿クリームやオーガニックケアを試さずにすぐに小児科を受診することをお勧めます。肌の「バリア機能」を高めることがアレルギーを遠ざける一番の方法です。これくらいで、、と思わず医師に診てもらいましょう。

 ※子供は肌のことでも「小児科」受診でOK!*3

とにかく保湿。早急に肌の「バリア機能」を復活させること!

生後すぐから6ヶ月の間の保湿がその後の赤ちゃんの健康へのカギとなります。

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引用:肌の「バリア機能」を大切にしていますか?|ミノン

 

 それはなぜなのか。詳しく知りたい方はこのままどうぞ。

 

炎症 カサカサ肌「バリア機能」が崩れている赤ちゃんにオーガニックが向かないわけ

そもそもオーガニック化粧品とは?

「オーガニック」とは「無農薬・化学肥料を使わない有機栽培」のことを意味します。つまり「オーガニックコスメ」はそういった有機栽培で育てられた自然由来の成分を配合した化粧品のことです。

 引用:http://aqua-cosme.com/blog/organiccosme-kihon/teigi/

説明を読むと「オーガニック化粧品」は体に優しいものだと感じますよね。

しかし有効成分に自然由来の成分が使われているという一見体に良さそうなところが、後々赤ちゃんのアレルギーを引き起こす一因になるのです。

 

最近のアレルギー研究では、皮膚経由で侵入したアレルゲンが体内で抗体I gE を作ること(経皮感作)。そしてその食材を口にすることで食物アレルギーを発症するということが明らかになっています。

つまり肌が荒れた状態が続くと、そこからダニ・ハウスダストなどのアレルゲンが侵入しアトピー性皮膚炎が悪化。さらに目に見えないほどの微粒な食物(特に卵はほこりとくっつきやすい)が肌から侵入して後々食物アレルギーになりやすくなるというのです。

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参考:経皮感作と食物アレルギー |We新報|日本医事新報社

引用:独立行政法人国立成育医療研究センター

「茶のしずく石鹸」で多くの女性が小麦アレルギーを発症し、ニュースになったことがあります。私たち大人でも経皮でアレルギー反応を起こすことがあるなんて驚きですよね。では大人よりうんと皮膚の薄い(大人の半分とも3分の1とも)肌の荒れた赤ちゃんがアレルゲンにさらされたら、、。

 

ピーナッツオイル含有のスキンケアをしていた赤ちゃんがピーナッツアレルギーを発症したという報告。ピーナッツを良く食べる家庭の子供がそのアレルギーを発症した例もあります。

私は空気中に浮遊している食べ物のことまで考えたことがありませんでした。調べれば調べるほど奥が深いですね、人がアレルギーになる経緯というものは。

また、一種類の植物から精製された「〜オイル」は濃度が高い分アレルギーを引き起こす危険性が高いです。肌荒れした赤ちゃんには選ばない方が無難です。

 

「オーガニック」実は何が入っているかわからない

注意すべきはアレルギーを引き起こしやすい「食品アレルギー27品」の表示が化粧品には義務付けられていないという点。たとえ「オーガニック」化粧品の全成分をチェックしても表示されていなかったら意味ありませんし、商品が溢れている現代に一つひとつチェックするというのも非効率です。

ある皮膚科の医師はこう言っています。

さて、では食品由来の成分を皮膚に使用するのは一切良くないのかというお話です。(中略)

 

どちらかというと、Yesです。 

使わなければ行けない理由があれば別ですが、

そうでなければ使用する必要は無いでしょう。

と考えます。

無用なリスクはとらないほうが良いのではないでしょうか?

引用:食物アレルギー | わかばひふ科クリニック 

食品アレルギー27品

食物アレルギーを引き起こす症例の多いもの症状が重篤なもの7品目を「特定原材料」と言います。また、過去一定の割合で健康被害が見られた20品目を「特定原材料に準じるもの」としています。

 

特定原材料:卵 乳 小麦 そば 落花生(ピーナッツ) えび かに

 

特定原材料に準じるもの:オレンジ りんご キウイ バナナ もも くるみ 大豆 松茸 山芋 牛肉 鶏肉  豚肉 アワビ いか いくら さけ さば ゼラチン ごま カシューナッツ

  

食材であれば上記のものが中心ですが、口にしないものでも使う赤ちゃんに合わなければアレルギーになります。ホホバオイルのケア、つまり経皮からの接触だけでむくみや腫れといったアレルギー反応を起こす例もあるようです。

よく花粉症が「コップから水があふれた状態」と言われるように、一つの成分の許容できる範囲は一人ひとり違います。赤ちゃんの頃からわざわざアレルゲンになるかもしれない天然成分を、スキンケアに使わなくても良いのではと私は思います。

 

経皮の方がアレルゲンを排出できずに抗体 I gEを作りやすいという点にも注意が必要です。企業側が全成分を開示している化粧品もありますが、あえて調べることに時間をかけるよりは小児科に行く方が早いです。 

赤ちゃんの肌を守るためにできること 

小児科でもらった保湿剤でケアすることで乾燥がすぐ治るかというと、、息子の場合はそうではありませんでした。市販品のケアでは保湿が足りず乾燥が進んでしまったのでしょう。ロコイド(ステロイド)にもお世話になりました。一回乾燥しきって湿疹になると、なかなか改善しないというのが実感です。

 

この約4年間で「こうして保湿した、こうした方がよかったな」

ということがいくつかあるので、小さい赤ちゃんがいるママパパさんは参考にしてみてください。

お風呂に入りすぎない

驚かれてしまうかもしれませんが、これとても有効です。「沐浴は毎日」と指導をされる産院もあるとは思いますが、乾燥肌には良くありません。

当たり前ですが、お風呂ってお湯で洗いますし石鹸や沐浴剤も使いますから、赤ちゃんの肌から一気に皮脂を奪います。そして一気に水分が蒸発します。それで失われた水分を補うために慌てて保湿するのは何か違いますよね。

真夏だと赤ちゃんが気持ち悪いかもしれませんが、冬に向かっていくこの季節であれば、二日三日に一回入るかどうかで十分なのだそうです(都内有数の小児救急もある小児科では少なくとも10数年前からこのように指導)聞いたときは目からウロコでした。

気になるお股や脇、首などは暖かいタオルで拭いてあげるとスッキリしますね。

私は一人目は真面目に毎日入れていました。二人目はこれに習いました。妹はステロイドを使う場面が赤ちゃんの頃からほとんどありません。肌質の違いもあると思いますが、やはり元から洗い流さないというのもあると思います。

コットン(棉)や絹 100%を選ぶ

アトピー性皮膚炎を悪化させる「摩擦」「静電気」を軽減させましょう。肌触りの良いものを母子ともに選ぶと肌に優しいです。

プロペト(ワセリン)での保湿の注意

昼間は塗ったまま外には出ないこと。油焼けしてしまいます。また保湿剤は塗りすぎてベタベタにしてしまうと、そこにダニや他のアレルゲンがくっついてしまいます。うすく塗ればOKです。外出前にプロペトが残っていたら優しく拭いてあげましょう。

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よだれが多い子は口周り注意

よだれかぶれから肌荒れが続くことで、アレルギーを発症することもあります。口周りやほっぺたは母乳に接することも多く、生後直後からアレルゲンと関節接触しています。離乳食期になれば直接食品に触れてしまいます。よだれかぶれが一週間以上続くようだったら小児科受診をお勧めします。スタイをしてこまめに拭くことも忘れずに。

肌荒れが続くときは布団を掃除

乾燥で肌の「バリア機能」が低下したことでダニ・ハウスダスト・カビなどが体内に取り込まれやすくなり、アレルギーを発症しやすくなります。

息子がまさにこのパターンだと思われます。ほっぺの肌荒れが長期にわたって続く→ほっぺから体内にダニ→ダニ抗体ができる→アトピー性皮膚炎→アレルギー性鼻炎や喘息(軽)

なので空気清浄機やできる範囲で掃除しでダニ・ハウスダストを少なくしておくと安心です。一番赤ちゃんがいるお布団だけでもしておくとだいぶ違います。

 我が家はだいぶ導入が遅れましたが、空気清浄機・布団掃除機・布団乾燥機の三種の神器で息子の肌や鼻炎がだいぶ良くなりました。アレルギー予防にも効くはずです。今では私が布団周りを掃除をしていると兄妹揃ってお手伝いをしてくれるので大助かりです。 

 ( ストレスを溜めない 解消する)

幼稚園入園で息子の肌が急に荒れて鼻炎もひどく出ました。絶対ストレスとは言えないのですが、疲れなども含めて出やすくなるのかな。親もストレスを溜めない範囲で対策していけると子供も安心できそうです。  

追記:入園から約1年。肌の状態がとてもよくなりました。タイミング的に見ても春先に悪化したのはストレスも大きかったと言えそうです。(2018.2.25)

重要:ステロイドを処方されたらしっかりと塗る

これはなかなか最初はできないかもしれません。「ステロイドは塗らないで治す」という自然派治療もあります。最初は漠然と怖さを感じてちまちま塗っていました。が!しかしステロイドは使用する期間をコントロールすればとても炎症にとても有効ですし、決めてしまうと治りも早かったです。

「炎症は皮膚の火事」家の外の火が消えても家の中の火はまだ消えていない

という例えを聞いて当時の私は決心がつきました。

塗り始めて表面が綺麗になってもそこでやめない。一週間塗って根元の炎症まで治め切る。そして次一週間空ける。そこでまた炎症が出たら一週間塗る。次に8日空ける。また塗る。9日空ける、、、。しっかり塗って空ける期間を長くしていくと自然と出てくる炎症が小さくなり、やがて消えます。

※症状や薬によって塗る期間が違います。小児科医に相談してくださいね。 

まとめ なるべく健康に育ってもらうために

いかがでしたか?肌に優しいというイメージの「オーガニックケア」ですが、赤ちゃんの肌の状態によっては危険というのは意外だったのではないでしょうか?

赤ちゃんが綺麗で乾燥していない肌の状態でも、スキンケアにアレルゲンとなる成分が含まれていないかよく確認してからの方が安全です。

しつこいようですが、赤ちゃんの肌が赤くなってバリア機能が落ちていたらすぐに小児科に受診しましょう。アレルギー学会の考え方もこれまでの「経口感作」から「経皮感作」へ、数年で大きく変わってきています。小児科の医師から最新の話を聞き、私たち親が子供のために何ができるか考えて進めていけたらいいですね。

 

「オーガニック」「無添加」ならなんでも体に良い、優しい訳ではありません。近年加熱するオーガニック広告に踊らせられない賢い選択をしたいものです。

 

現在4歳になりほっぺはツルツル!足はまだ乾燥しているので「ヒルドイドソフト」「ヒルドイドローション」やひどい時は年に数回「ステロイド」を使用しつつゆっくりと肌が強くなるのを待っています。

同じく3か月頃から1歳5か月頃まで時々口周りだけ肌荒れしていた娘は、兄の保湿剤とステロイドで初期から対応していたためか、もうすぐ2歳を迎える今では全身ツルツル。初期の対応がとても重要なのだと実感しています。

赤ちゃんがいるママパパさんは、早め早めの保湿で赤ちゃんの肌と将来の健康を守ってあげてくださいね。 

*1:口周りや肘・膝裏などに2ヶ月以上にわたって湿疹が見られたらアトピー性皮膚炎

*2:アレルギーマーチ:0歳〜アトピー性皮膚炎や食物アレルギー→3歳〜喘息→10歳〜花粉症 という形で発症しやすい。年齢ごとに発現するアレルギーの連鎖をさす

*3:小児科で処方されるもの:「プロペト」「ヒルドイドクリーム」「ヒルドイドローション」またはそのジェネリック薬品。必要であれば「ステロイド」が処方されると思います。ステロイドについては不安になる方もいるようですが、用法用量を守れば安全です。医師からの処方なので安いです。ちなみに私の自治体では無料です。薬が合わない、、そうなったらに市販品を試しましょう(ほとんどの赤ちゃんはそうならないと思いますが)。無添加やオーガニックをうたっている商品は2,000円〜ですから、処方薬の方がお財布にも優しいですよね。