今日のおやつはなんだろな

兄妹の母、子育て、仕事、その他雑記。白玉大好き!

【東京都待機児童対策】ベビシッター代月28万補助にワーママが思うこと

私の娘は昨年からまるっと待機児童。

パートタイムなので、都内激選区では保活に勝利できるはずもなく諦めてました。思った通り昨年は保活に敗れましたが、ありがたいことに日中実母がほぼ娘を見てくれています。シッターにも頼みながらなんとかやって来ました。

そんな私に朗報??18年4月から東京都が待機児童となった0歳から2歳を対象に、シッター代月額28万円の補助を計画しています。

東京都は2018年度から、新たな待機児童対策としてベビーシッター利用の補助を始める方針だ。上限は月額28万円。育児休業後に子供を保育所に預けられるようになるまでの利用を想定している。18年度予算案に1500人分として50億円を計上する。

引用:都がベビーシッター利用に補助、18年度予算案で50億円 :日本経済新聞

この対策が実際に取られれば、助かる方も多くいるのではないかと思います。ただ、この支援は短期的に待機児童解消に効くだろうけれど、子育てしている多くのママさんたちのニーズとは違うと感じるの私だけでしょうか。

こどもが小さい時、どれだけのママパパがバリバリ働きたいと思っているのだろう

私は1人目出産の際は育休を取った身。しかし息子が生まれてからずっと、一緒にいる時間が「残り〜カ月」とカウントダウンされていてあまり心地の良いものではありませんでした。なんたって可愛い。ずっと一緒に居たい。限りある時間だから余計そう思ったのかもしれません。2人目の産後こそヒステリックを発症したものの、息子と2人で過ごした2年間は声を荒げたことは一度もなく、それはそれは平和な日々でした。「私子育て向いているかも〜」とうぬぼれるほど、今思い出すと信じられません。汗

 

私が復帰後に時短を取っても、退社の時は毎日肩身の狭い思いをすることが目に見えているような、社員皆が膨大な仕事を抱えた会社でした。結局その時も保活に敗れ復職はしなかったのですが、実は、、、内心落ちてホッとしたのです。これでまだ一緒にいれるーと我が子を抱きしめました。

点数的には夫婦フルタイムで通る点数だったはず、それでも復職のために復職前から認可外に預けている方たちなどの加点に敗れたのでしょう。それをあえてするかしないかが分かれ道だと思います。今保活中の方、認可外預けてますか?

その後娘の妊娠出産を経て

育児疲労によるヒステリック発症と子供達に当ってしまう状況から、療養も兼ねて会社に所属した私。息子の幼稚園費用を得るためでもあります。でもそうやって仕事で日中離れても、私の一番優先事項はやっぱり子供達。行事があれば休んだり時間休を取り、病気でも、誕生日でも休みます。

働き方さえ選択できれば、復帰する人がたくさんいるのでは?

そんなことが可能なのはパートだから(もちろん進んだ会社なら正社員でも可能)。そして私が突然穴を開けても代わりがいて困らないから。同じようなママさんたちでチームを組んで居て理解も相当あります。そういう職場に巡り会えた私はとても幸せでした。

オランダ式のワークシェアリング。私の職場はこれが意識の上ではちょっと実現している職場です(制度・給与面ではもちろん社員とパートは別物)。オランダのように完全に雇用形態にしばられないようになれば、もうこれ以上望むことはありません。

今の私の職場のようなところがもっともっとあれば、一回専業になって復職を諦めている人も、仕事をしてみようとなるのではないかと思います。しかし現状で問題なのは、実際に働いてみないとどんな職場かわからないこと。そして多くの企業は育児真最中のママ達を受け入れるような体制を取っていない。会社から良い顔されないとわかっていて、わざわざ働きたい人はいませんよね。

わたしの場合、会社リサーチの時点で「ママさんもいる」「時間に融通がきく」とはわかっていましたが、実際に働いてみて「思っていたよりもさらに自由が利く」そういう気風だとわかりました。かなりラッキーでした。

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女性の社会進出が世帯収入アップの根幹であった為、オランダ政府は、女性が働きやすい環境作りの為に、賃金と福利厚生の面で、パートタイムとフルタイム社員の区別を無くしました。

これによって時間に都合が付きやすくなり、女性の就業率は大幅に増加しました。

また、パートタイムの就業人口が増加した事で、効率良く仕事を分担していく必要があった為、雇用を分け合い、仕事内容を分割して労働時間を短くする、「ワークシェアリング」を採用しました。

これらの施策により、失業率も大幅に下がり、人手不足問題の解消にも繋がりました。

引用:幸福を育む働き方 -オランダにワークライフバランスを学ぶ

同じ仕事を正社員もパートも分かち合う「ワークシェアリング」を行なったオランダ。週4勤務の正社員もいれば週4のパートもいる。7時から勤務の人もいれば13時から勤務の人もいる。もちろん夫婦でフルでも働ける。だれかがいないと仕事が回らないということがない。責任も同等。そして給与も働いた分だけ同等に支払われる。

パートタイムと社員の給与の差はありますか?

「給与の差はほとんどないです。40時間の人には40時間分の給与。20時間の人には、その半分が支払われます。オランダは完全な時給制度です。」

(中略)

日本では時間の制約がある女性の活用が進んでいないが、オランダではどうですか?

「オランダでは男性と女性は完全に同等です。文化的背景もあり、父と母は同等に子育てをします。働いている責任も同じで差別はありません。但し、女性は子供の病気の看病やお迎えなどの影響があって、まだトップマネジメントになる女性は少ないと言えます。」

引用:日本と海外の雇用システムの違い

小さい子供がいる多くのママパパさんが望む働き方って、一歳前に復帰して子供を預けてバリバリ働くことよりも、こういう時間を選択できる働き方なのではないでしょうか。

シッター代月28万円補助もいいけれど

もちろん嬉しい制度ですし助かる家庭も沢山あるでしょう。仕事が生きがいで早く復帰したい方、家計の事情で働きたい方の支援として、待機児童を減らすにも直接的に効果が望めそうです。ただし恩恵を受けるのは利用できる層だけですよね。

私が望むのはそれと同時に、各企業による託児所設置や在宅勤務の導入促進、ワークシェアリングの意識をもっと広げていくこと。

例えばワークシェアリングを導入した会社の雇用保険の負担額を減額する(雇用が増えると保険負担額も増えるため)。そのために50億を使えば、この働き方が広がるきっかけになるのではないでしょうか(この額では足りないのかもしれませんが)。また各企業の会議室一室でも託児所スペースとして利用できるようにする。そうすれば待機児童いなくなるでしょうに、、、企業側の意識が全くそっちに向いていない気がします。

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4年ぶりの都内での積雪、子供たちと一緒に楽しみましたよ

仕事もしたいけれど、ゆっくり一緒にお風呂はいったりご飯食べたり、当たり前のことを当たり前にしながら子供と過ごしたい、諦めたくない親がいることも知って欲しい。

会社員として働いているから、それだけで子供と色々なことができなくなって当然だと思っている人、多いと思います。まぁ私も今でこそ家庭・子供を優先して当然という考え方になりましたが(でも表立って言ったら批判されるでしょうね)、子供がいない頃は睡眠・食事あらゆる時間を削り自分を犠牲にして当然人間でした。

オランダは、「最も子供が幸せな国」としても知られており、子育てをする共働き世帯は、平日の休みをズラして、夫婦のどちらかが常に子供との時間を持てるように工夫するのが一般的です。

また、法律で残業が禁止されているので、18時には帰宅して家族で食事をしたり、副業が認められているので、サイドビジネスをする人も多いそうです。

さらに、近年では、時間貯蓄制度が取り入れられました。

残業や休日出勤など所定外の労働時間を、銀行預金のように勤務先の口座に積み立て、後日、従業員が有給休暇などに振り替えて利用できるしくみです。

オランダでは、これらの施策に加えて、フレックスタイムや在宅勤務も奨励されており、よりフレキシブルな勤務制度が整っています。

引用:幸福を育む働き方 -オランダにワークライフバランスを学ぶ

ママが週3で働いて、パパが週3で働くことも可能な社会。どちらかがずっと子供と居られるなんて素敵です。この方法でも待機児童減りますね。これから子供が減っていく中で保育園などの箱物がただ増えても将来的に使い道がありません。ハードを増やさずソフトで解決していく方法だってあるのです。

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働くママたちに、よりそうことを。|働き方を考える|cybozu.com

カルビー

子育て社員と向き合う企業 (4) 子どもの急な発熱にも慌てない 在宅勤務にも柔軟に対応する「カルビー」|働くママの仕事と育児はcamily [キャミリー]

 

自分のために、家族のために。

50億あったら、私たちはどんなことができるでしょうか。

みなさんなら、どんなことをしたいですか?