前回「息子の困った行動」に私が手を焼いているお話の続きです。
「でんぐり返ってダンゴロり〜♪」
の音楽に合わせてゴロンと横になっていた娘ですが、、、
実はうちの兄妹、そんなに仲良しではありません。
妹は兄が大好きで追っかけたり真似っこするのですが、、兄はそれを嫌がる。
一日に何度か優しく「ーがしたいの?」と妹に語りかけている場面や「これあげる」と譲る場面も見かけはします。しかしぎゅーっとハグしたり「可愛いね」となでなでするような“妹愛”は皆無です。だから「ぎゅー」するのは仲直りの時ぐらい。
いつもは妹が兄を追っかけてきて「ごめんね。ぎゅー」をするので、兄は待ってるだけでよいのです。しかしこの時は、兄自ら妹の「ぎゅー」に向かっていかなくてはならない状況。とても困っていました。 笑
待つ妹と、行くかどうか迷う兄。
きっと同じことが起きても、少し前の息子なら知らん顔して行ってしまったと思います。それがこの時はぎゅーしました!
どうなることかと数秒間ハラハラしていましたが、とても素敵な結末を迎えることができました!しかもこの日は「あははは」と大きな声で笑いながら、二人でしばらく床でゴロゴロぎゅーっとし合っていました。いつもならサッと息子の方から離れていくのに何が起きたのでしょう。
いつもはぶらんとしている息子の手が、この日はしっかりと妹を抱きしめているのを見て「ついに妹の可愛さに目覚めたか!?」と期待とニヤニヤが止まらない白玉なのでした。
それからというもの、息子は以前より少しだけ妹に優しくなった気がします。お風呂で「寒いねぇ」とシャワーをかけてあげたり、今までだったら自分だけ通って知らん顔だった扉を、開けて待っていてくれたり。
私が器用でないせいで、二人目出産後によく言われる「一人目優先」ができずにきました。娘ばかりに気が行ってしまうことが多かったので、息子は寂しい思いもしたでしょう。やきもちばかりで、それが妹に優しくできない原因だろうとも思います。
それが二人の成長のおかげで、息子も妹を受け入れることができてきたのだと思うと、とてもとても嬉しいのです。
このままゆっくりとでもいいから、二人の絆が強くなっていきますように。
ではまた。