都内を走る電車の中で、LINEを使って面白い実験が実施されています。
「&HAND」とは?
大日本印刷株式会社、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)、LINE株式会社は、「アンドハンド」プロジェクトチームと協働し、2017年12月11日(月)~15日(金)の5日間、東京メトロ銀座線の最後尾車両内で、席に座りたい妊婦の方と席をゆずりたい周囲の乗客をつなぐ「&HAND」の実証実験を実施することを発表しました。 この実証実験では、妊婦が電車で座りたいときに、LINEで「&HAND」の公式アカウントへ発信すると、公式アカウントはその意思を周囲にいる実験参加者(サポーター)へ伝えます。そして、サポーターも同様に、公式アカウントを通じて応答し、座席位置などを伝え、妊婦へ席をゆずることができるというもの。baby-calendar.jp
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「&HAND」で解決できるか?妊婦さんに気づかない問題
社会人ではもうほぼ誰もが持っているスマホを介して、妊婦さんと同乗者をつなげる試み。
かつて妊婦であった自分も通った道なので、妊娠さんの辛さは身にしみています。本当に助けてあげたい存在です。
人によるとは思いますが、私はつわりがひどかった方なので、人生のどの時よりも妊婦初期が辛い体験でした。あらゆる匂いがだめ、臭い。体はだるい。食べれないから力は出ない。
お腹が大きくなってからだと比較的声がかけてもらいやすいですが、実際はつわり中の方が辛い人の方が多いのではないでしょうか?しかし普通の人と変わらない顔色が悪いくらいでは席を譲ってはもらえませんから、、とても辛かった。
同じ女性でもマタニティーマークをつけていなかったら、初期の妊婦さんはわかりません。だからマタニティーク代わりに「&HAND」などのシステムが今後発展すれば、サポートしたい人だけに妊婦さんの存在を知らせることができるので、妊婦さんの外出も少し楽になりそうです。
ただ、都内や近郊の通勤電車は、本当に本当に!!!混雑しているので、、マッチングしていてもその席に近づけないだろうなぁ。でもでもそれでも、実用化されたら妊婦さんはかなり心強いと思うんですよ。お守りになると思います。
妊婦さんも車内に応援してくれる人がいるとおもうと(座れなくても)毎日心がすさまなくて良いですよね。
なにせ妊婦ってだけでわざと当たられたなんて話があるくらいですから、世の中敵だらけに思ってしまう妊婦さんもいるんですよ、実際。
辛いならタクシー使えばいい、こっちも疲れている、通勤時間をずらせばいい(できたらしてるでしょー、そうできない会社側の問題だよ本来)、、、言いたい放題の人も悲しいかな、いますから。 そういったことを見聞きして、ある友人は「怖いから」とあえてマタニティーマークはつけていませんでしたし、日々の行動もとても慎重でした。
幸い私はそのようなマイナスな経験はなく、お腹が大きくなってから電車に乗った際は、席をたくさん譲ってもらいました。そして多くの方に助けられて無事に出産を迎えることができました。今度はサポート役として、これからの妊婦さんにそのご恩を返していきたいです。
まとめ
12月15日!明日までですね!
早速私もLINEで「&HAND」を追加してみました。
ラッシュ時間からずらした10時から16時までの実験なので、私は参加はできなさそうです。うーん、残念。「上野駅→表参道駅」「渋谷駅→上野駅」の区間で運行される列車のうち8本の最後尾車両で実施されます。
今回実験には参加はできないものの、今後リリースされて際にはサポート側として利用できたら嬉しいです。
プロフィール設定をしてあとは簡単な設定をするだけ。現段階では本当の妊婦さんは参加できず、この実験に参加する人が「妊婦役」「譲役」を選択します。もし銀座線を明日利用する方で興味のある方は、以下のQRコードから LINEに追加できますので、参加してみてはいかかでしょうか。
もしすでに参加された方がいたら、実際どうなのか聞いてみたいところです。
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