前回少し触れましたが、私は診断を受けにクリニックを訪れたことがないものの、発達障害(アスペルガー・LD)だろうと思っています。
大学進学ごろからネットや本も読んできたのですが、当てはまることが多すぎておおすぎて〜
そのため我が子の発達、、、というより、いつわが子が日常生活に困難を感じる日がやってくるのかということが不安だったのです。
そこで、先日ついに相談窓口へ電話。
兄妹ともに発達検査を受ける運びとなりました。
※順調な発達というものには実はそこまで興味はなく。自分が定型ではないので「その人らしさをいかに伸ばすか」ということが私の育児のテーマです。進んだ子を見て焦ってしまうことももちろんあります、あります。汗
私の経験をすこし
小学校低学年、転校を機に不登校になりました。その時は指導力のある担任に救われます。中学では軽いいじめも経験しましたが、友人達のおかげでなんとか通う日々。
暗記は得意、一方学習障害(LD)から数学は常に赤点状態の学力両極端な学生時代。その時も数学の先生や姉、そして親身すぎる友人に助けられました。
進学の度に新しい環境に馴染めず、学校とはちがう場所に「自分の居場所」を探していたような気がします。
社会人になると、自分ではどうにもこうにもならない壁にもぶち当たります。
同じことを繰り返すとある程度普通にできるのですが、勉強のように同じケースがない「仕事」では毎日が新しいことだらけ。
応用が効かず失敗の連続の大変な時期でした。
社会人になって自分には「努力しても出来ないこと」が確かにあることを思い知らされ落ち込む毎日でした。
でも今は「私に適したこと」を仕事にすることが出来たので、他の人へ迷惑をかけることも減ったと感じます(前職比)。自分の抱える仕事のストレスも激減しました。
私は本当に本当に!いつも周りの人に恵まれていました。
いじめの時も学習障害で勉強がピンチの時も、就職しても人に支えられ助けられてここまでやってこれたんです。
最初の就職は私に向いた仕事ではなかったので、上司や同僚が頭を抱えていただろうと思うと申し訳ない気持ちです。
今の所まだ小さな息子本人が困っていると自覚したり訴えてくることはないのですが、、もし発達障害だった場合、私のように困ることが出てきてからより、小さい時から
すこしずつ苦手なことも自分で対応できるように
そして困っていることを他の人に伝えられるように
訓練して行きたいと考えていたのです。
そして自分の得意なことと苦手なことを早くから知って欲しいとも。
そのためにまず専門家に本格的に診てもらおうと、今回自治体の発達相談の窓口に電話してみました。
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親身に話を聞いてくれた相談員。要点を伝えられない私。
今まで何度か、子供の発達のことで心理士・保健師に相談したことがあります。
検診で 親が定型でないとそもそも、、の落とし穴
息子は1歳半と3歳児検診の時にそれぞれ発達相談を受けました。
普段の生活の気になるところを私から臨床心理士に相談。その間子どもは好きに遊んで、違う相談員がその様子を観るという感じ。
その時点で私が相談したのは息子が「人懐っこすぎる」ということ。
発達障害児の特徴によく挙げられる症状の一つです。プレイルームで遊んでいても、誰にでもニコニコして話しかけ、いつか誰かに付いていっってしまうのではないかと心配になるくらいでした。しかしその時点では問題なしということ。
しかし、今思うと私が十分に話せていなかった(つまりそんなに困ってはいなかったとも言えるし客観的に見れていなかった)なぁ、と反省する部分もあるます。
息子の癇癪が多いかもしれないと思っていても「イヤイヤ期だから誰もがそうで、私が発達障害だからうまく対応出来ていないだけだ」と思っていたので伝えていなかった。
息子の慎重すぎるところも私がそこを問題だと思っていなかったり、肌着のタグを気にしすぎる・洋服の材質に敏感なのも私もかつてそうなのだったのでそこまで気にしていなかったんですね〜うっかり!笑
こっちを話していたら、要発達検査になったかもしれませんよね。相談するときは要点を紙にまとめて行くのがよかったのかも。
親の私が(未診断だけど)発達障害の場合、定型の親よりも大らかに子育てできるのかもしれませんが、見落とさないようにもうちょっと注意すべきだったと反省しています。
息子の好きなものはなんだろう?絵と工作はひとまず好きな様子。平昌オリンピックに触発されてスケートをやる気になっていますが、、ここ、東京砂漠で一体どこへ習いに行くというのー?腰が重い
そして今回の電話相談で伝えたこと
電話口では、とても明るいトーンの女性がウンウンと丁寧に話を聞いてくたのが印象的でした。そして相談したのはこんなこと。
- 滑舌が悪い
- 気分の切り替えが難しく泣き虫(特に寝起き〜着替え)
- 通園拒否(楽しくないわけではなく、私と離れたくないらしい)
- こだわりが強い・思っていた通りにならないとパニック(ご飯にかけたい海苔が家にないなど)
- 走り方がぎこちない
- 慎重すぎる面(ブランコに4歳くらいまで乗らなかった。今でもジャングルジムなど一切近寄らないものあり)
- 肌着のタグを嫌がる(過敏)
- 幼稚園で友達を叩いたことある
- 仲良しの友達がいない
- 腹痛を訴える(ストレス?)
個性の範囲だと私が気にしていないことや本人も気にしていなそうなことでも、今回は「定型」とはここが違うかもしれない、という視点で息子の性質をお話ししました。
甘えん坊でおっとりしていて、負けず嫌い。人懐っこいといっていたのが嘘のように、今は人見知り。
来所しての検査を勧められる
ゆっくりと困っていること・気になっていることを話して行くと「来所して検査しましょう」という流れになりました。
が、なんと
「来所の検査は大変混み合っておりまして、早くて6月になります」
とのこと!( ゚д゚)!!ワオ!
心配のしすぎか、それとも
ということで、検査は6月になりました!発達障害の認知も広がり、子供がそうではないかと気にされている親御さんが多いのですね。
発達の検査自体は自治体の施設に行って息子と遊んでいるところを観てもらったり、今回電話をした内容をまたお話ししたりという感じだろうと思います。また行ったら書こうと思います。
→行って来ました:発達検査に行った日 - 今日のおやつはなんだろな
こういうのはとても変なのかもしれませんが、息子が発達障害なのか、それとも定型の範囲内なのか、専門家に診てもらうのが実は楽しみでもあります。私が小さい頃はまだまだ認知もされていなかった障害。そのサポートが手厚いこの時代が羨ましくもあります。
一番嫌なのは(極めて発達障害の境界線に近い)定型だと診断されること。うーん、境界線の設定って難しいですよね。どうなることやら。
しかし「滑舌が悪い」はどう転んでも訓練が必要だと感じる部分なので、定期的にどこかには通うことになりそうです。
ご紹介:発達障害ってそもそもどんなもの?
とてもわかりやすく、どんな性質が見られるのかまとめられています。もし興味がある方は読んでみてくださいね。
思い出したら私の高校時代の勉強方法がかなり変わっていたことに気がつきました。しかし自己流の勉強方法を編み出してからぐーんと成績が伸びました。
発達障害当事者(未診断)の生育歴や学力についても書いていきたいと思います。
ではまた。