↑これは水族館の水槽ですが。。沖縄やフィリピンの海も透明度抜群で美しいサンゴ礁の森の中、色とりどりの魚たちが行き交っていました
3歳から始めるのにオススメな習い事を何か一つあげるなら
迷わず、水泳!!
と答える白玉です。
(ピアノも捨てがたいけれど)
水中大好き白玉の子:水泳を習う
私は5歳くらいから水泳を習い始め、大人になってからはダイビングの資格を取り、沖縄やセブ島の海に潜りました。
もうその景色の美しさったら。
今思い出してもため息が出ます。
水中から見た太陽の光や揺らぎ。
そこここと行き交う魚たちの愛らしさに騒ぎ、ナポレオンフィッシュの顔面の大きさに驚き・海底の見えない怖さを体験するのもまた面白いものです。自然への畏敬の念を感じずにはいられない体験の数々は私の宝物。
いつか家族でダイビングをして、美しい景色の中を漂うのが夢でもあります。イルカとも一緒に泳ぐのだ!!!
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判明!慎重息子も水はいけるようで
いつか一緒にダイビングを!という母の野望のため
入園とほぼ同時に息子は水泳を始めました。そして一年が経ち…
幸いにも順調に進級しております。
ヤッホーーー!嬉 一緒にダイビングの夢に一歩近付いてるぞ!
とってーーーも、とってーーーーも慎重な息子なので、始めた頃は目を開けるには年単位必要だと私は腹をくくっていました。親としてはとにかく水泳を楽しいものとして、彼が大人になっても趣味として泳ぎつづけてくれたらなぁと始めたので、これはかなり嬉しい誤算です。
現時点での練習では
顔を水面に5秒ほどつける
水の中で先生とアイコンタクト
ぷかぷかと全身を漂わせる(両手をコーチに持ってもらいながら・時々ビート板)
こんな感じの内容を繰り返し。
時折こちらに満面の笑みで手を振ってくる息子を、
意外と競泳選手いけるのかしら〜なんてニヤニヤしながら(まだ泳いでもいないのにw)見守っていたのですが。そこでたまにこんな会話が聞かれるのです。
水泳教室での気になる会話
初歩の初歩クラスなので、進級するには
- 水に顔をつける
- 水中で目を開ける
ことが必要になります。
これがネックで進級できない・できなかったがこの壁を超えたらあっという間に上達したという話もよく聞く話です。
そして。。。我が子が楽しければと思って始めたはずが、
進歩が思うように見えないともどかしくなってしまうのもまた親心というもの。
「なんで水中で目を開けられなきゃ進級できないのかな?」
「ゴーグルつけさせてくれたらいいのになぁ」
この一年で何度か聞かれたこのセリフ。
無理ないです。お月謝払って毎週見に行ってるからちょっと期待もしちゃう。
ゴーグルをつければ浮けるのに、顔をつけられるのに!って気持ちも良くわかりますし、ずっと進級できないのが歯がゆく感じるものですよね。
まぁ聞こえてくる会話も世間話ととして聞き流せば良いのですが
「向いていないかも〜やめさせようかな」
「最初からゴーグルで練習できるスクールに移ろうかな」←そういうところあるの?
という会話も聞こえてきてしまってアワアワ。
それはあまりに勿体無い!!!
と話しかけたい衝動にかられました。
”目を開けられた”ことが命を守ることにつながる
ゴーグルをつけると確かに顔をつけやすいですし泳ぎやすい。一旦つけてしまうと外して泳ぐことがなかなかできなくなります。
しかし、自分が昔は水中で目を開けられたことを知っていることは水に関わる上で大切です。
特にダイビングにおいては命を守るために必要なことで、ゴーグルを取りまた付け直すという実習もあります(これをパスできないと資格が取れない)。上級者にもなると海の中で全ての装備を脱いで、バディーと交換するという実習まで。もし水の中で事故があっても冷静に装備や酸素を確保できるかどうか、ということが試されるのです。
ダイビングでいかに恐怖に打ち勝ち冷静でいられるかというものが重視されているかがわかります。
水泳で水に親しむ子どもたちにここまでの訓練は必要ありませんが、水の中で冷静でいるということはとても大切なスキルなのです。
目が開けられない=水怖い
ということですから、そのまま泳ぐのが上手になってもいつ何のきっかけでパニックになり溺れてしまうかわかりません。なので最初はとにかくその恐怖心を解くためなら、何年でもかけて良いと思います。
子供はいつまでも親である私たちと遊んでくれるわけではありません。
海や川、プールに行った時にゴーグルが外れてしまうこともあるでしょう。
そんな時のためにも、水の中で目を開けられる(そしてそれができると自分でわかっている)ことはすごく大事だと思っています。
夏になると毎年水の事故を耳にします。形だけ泳げるようにするのではなく、きちんと水のことを知り命を守るために習わせているという親御さんの話も聞きました。←習い事で命を守ることにつながるという視点が目から鱗でした
水って美しくて楽しいですが、怖い面もたくさんあります。
そういえば私も5歳位の時、親と一緒に海にぷかぷかと浮かんでいたら、ほんの少し海水が口に入って…もぉしょっぱすぎて…それだけでパニックになりました。何がパニックの因子になるかはわかりませんが、パニックを引き起こす因子は一つでも減らしておいたほうが安全だと昔を振り返って実感しています。
趣味は一生の宝物
実は私、ダイビング資格取得時にどうしても海でゴーグルの付け替えができず何度もチャレンジしました。ゴーグル生活が長すぎて、水中で目を開くことが怖くなっていたのです。
でも昔は目を開けられたのだから!となんとかガッツで乗り越えるとができました。
それがなかったら、趣味としてダイビングを楽しむこともできなかったかもれません。スイミングを基礎から習わせてくれた両親に感謝です。
そして息子(来年には娘も)にもゆっくり着実にスイミングスキルを磨いていってくれたら嬉しい。
長くやっても上達しない…顔をつけられない…私が習い事の見学室で耳にしたような不安を感じているママパパさんたちもいるかもしれません。
でも、もしお子さんが目を開けることができなくても。
どうかどっしりと構えて待って欲しいです。
そこを乗り越えれば、お子さんにとっても新しい世界が待ってるはずですから。
そしてダイビングおすすめ!←
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