幼稚園の参観日(年中春)
今週は息子の幼稚園参観に行ってきました。
先日受けた発達検査を受けたおかげで、息子の苦手なことがいままでより客観的にわかりました。
そして検査後初めての参観日。
私は今までよりかなり落ち着いて息子の様子を見ることができるようになっていました。
4歳として手先の器用さ・気持ちの言語化に少し遅れがある部分があることがわかったので、他の子と比較せず息子だけを見ることができたんです。
検査によって良い意味で開きなおれたのかもしれません。
息子比で成長を感じ、純粋に嬉しい気持ちになった参観日。ホクホク
あぁ、参観日って こんなに こんなに 嬉しい日だったのか
と入園から一年たって初めて気がついたのでした。
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今までの参観日で疲れていた理由
参観日を終え、いまは息子をとても誇らしく感じています。
ところが年少さんの参観日の時は、クラスメイトと息子をいつの間にか比べて
あーやっぱり不器用だな(比較)
あーやっぱり発達障害かな(不安)
あー友達とやっぱり仲良く過ごせていないのかな(不安)
となっていたんです(◎_◎;)ァア
無意識で比較していたんですよね。その状況に陥ってたことに今回初めて気がつくという。。。
そんな不安の塊状態で見に行っているわけですから(そしてだいたい息子はやっぱり他の子より不器用で不安が増大)、帰宅後はいつも落ち込んでいたし、げっぞり疲れ果てていました。
その時その時で息子なりの成長はあったはずなのに、今思い出せるのは息子が「他の子よりもできなかったこと」ばかり。なんということだぁああ。
比べ癖、いけませんね。(ノД`)
これからは息子比で伸びたことを記憶・記録(ブログ)していこうと強く決心しました。
息子比:進歩したこと(そして課題も)
息子が通う幼稚園は日頃から工作がとても多いです。参観日も座って先生の話を聞き、手順を繰り返して作品を完成させます。
できること・進歩したこと
- 参観中ずっと集中して先生の話をよく聞ける
- 大きな声で発言できる
- 作業の順序などがわからなくても、お友達のことを見て状況を把握しようとしている
- まるがまるらしくハサミで切れるようになってきた(以前は直線の連続でザックザクw)
- 参観が終わって私がいなくなるのが寂しくても我慢(前回は号泣)
- チラチラ私を見る回数が少なくなった(幼稚園生活に自信がついた?)
太字の部分は、特に驚いた部分です。
前回(年少冬)は授業中、話を聞いていないし適当。隣の子の様子を見てやり過ごしている感が満載でした。笑
それが今回はというと、しっかり体も気持ちも先生に向いているのがわかる。
真剣そのものです。たった数ヶ月でここまで進歩するものなんですね、いやぁ驚きました。
もう一点は人前でも大きな声を出せるということ。
年少さんでは従業参観で発言するという機会もなかったので初めて見た息子の姿でした。バス停が同じお母さんたちにも、今でも挨拶が恥ずかしくて私に隠れてしまう息子が!まさか!人前で!起立して!大きな声で喋れるなんて。極度の人前恐怖症だった私には、その姿がかなり眩しく、頼もしく見えましたよ。
今後の課題も
- のりつけすぎベッタベタを適量に
- 対人関係やっぱりちょっと苦手(輪に入ろうとしているけど、ふられている感じ?本当のところはわからない。面談で聞きたいところ)
- 洋服たたむのがぐちゃぐちゃすぎ
- 速さを求め、作品作りが適当になる部分が多い
こちらは太線が要注意に感じたところ。
どうやら息子、早いことが何より正義!隣の子に勝つ!みたいな闘争心があるようです。先生の話を聞くことには集中しているのですが、作品を切ったり貼ったりになると完成度そっちのけで速さにこだわっているように見えました。
これが影響してか、ロッカーにたたんである洋服もぐちゃぐちゃ。
(折り紙の角と角を合わせて)二つ折りにし、ハサミでその折り目を(まっすぐ)きる
という作業に対して、まだ()内のことがまだ頭に入ってこないのかもしれません。
自宅でやると落ち着いてできることも、集団生活となるとクラスメイトをライバル視して、気が散ってしまうのが彼のいまの特徴のようです。
ご飯や支度中についつい
早くして
と言ってしまう私の声かけのせいか?とも思わなくもないので、そこは今後控えなくちゃと感じています。
息子比で成長を見たら嬉しいことが増えた
息子ができるようになったこと、それをちょっと前の息子比で考えるととんでもなく成長しているなぁとつくづく感心した一日でもありました。息子軸で物事を見ると毎日のようにちょっとした成長も発見できるようになるものですね。
笑顔で友達を追いかけてるな〜
レゴを独創的に組むな!
今日は靴下洗濯ネットに入れてありがとう
うんちのお尻を自分でふけたし
幼稚園行きたくないってあまり言わなくなったな・・・
子育てが楽しい!て満面の笑みで言えるタイプの人間ではありませんが、子育ては嬉しいことが沢山溢れているものですね。当たり前のことのはずなのに、私の場合ちょっと気分が塞いで辛くなると忘れがちです。
帰宅後息子を労いつつもやってしまった
締めにやらかしました。
ゆっくりでいいから、工作するときは切り取り線をよく見て綺麗にやってみてね
と帰宅後ちょっと余計な一言を言ってしまいました。
うーん、参観日なんて特別なときくらいは褒めるだけでお終いにしたかったのに。ちょっと後悔しています。それまで満足そうに私の話を聞いていたのに、ちょっと表情を曇らせてしまった息子。慌ててさらによかったところ・私が嬉しかったことを伝えて上書きしましたが。。。
みなさんなら、参観日で見てしまった我が子の課題を黙っていられますか?
上手な伝え方をまだまだ試行錯誤中の白玉でした。
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