子供の学力は母親の学力で決まる
と言われているのをご存知の方も多いかと思います。
このレポート以前から、本人の努力や親の収入だけではなく「学力もスポーツと一緒で適正や遺伝の影響がある」ということは、多くの人がなんとなくわかっていたことなのではないかと思います。
しかし、こうはっきりと「子の学力は父親よりも母親の学力や関係性が影響する」とされてしまうと、大して学力のない私としてはとんでもないプレッシャーをかけられているというか、子ども達に申し訳ないという気持ちになることもあります。
※母親の学力が直接遺伝するというより「母親の働きかけ・関係性」ですね。子どもの「なぜ」に一番近いのが多くは母親なので、その対応が子どもの興味や学力を決めるということです。
しかしそれで諦めていたら私と同じ道をたどってしまう。
(特に専門性もなく宙ぶらりん)
それはなんとか避けたい。
好きを極めて欲しい!
私なりに子どもの学力のためになるだろうことを考え、キャパ極小の私でもできる最低限のことを息子が1歳の頃から続けてきました。
それから約4年。夏休みあたりから兄妹ともに自ら本を引っ張り出して眺めたり(字は読めない)、もうすぐ5歳の息子は国や人種・宇宙や自然について知りたいという意欲が感じられるようになってました。娘の体調不良でほとんど外出できず、夏休み中暇すぎたのがかえってよかったのかもしれません。
今まで特に息子は何を置いても車!電車!(現物主義)だったので、
息子が大好きな車や電車の本を、娘は動物や恐竜の図鑑を、それぞれ眺めている姿ってなんだかぞわぞわするくらい嬉しい光景でした。
こんな私でもちょっとは子供の意欲を伸ばす手伝いができたのかな?
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私が4年間続けたことは二つ
- 絵本を毎日読む
- 本・パズル・地図・50音順・折り紙などなど…良さそうなものは(本人が興味のないものでも)なんでも子どもの手の届くところに置いたり貼ったりする
続けたと胸を張って言っていいのやら?なことですね。
あとは、
テレビで違う国の話題が出た時は貼ってある地図で場所を教えたり
知らない動物が出てきたら図鑑で一緒に探したり…
恥ずかしながら、今更初めて宇宙の本当の大きさや銀河の意味をしった。←子どもとYouTube
— 白玉あん子 (@ShiratamaANKOD) September 7, 2018
中学とかで学んだ知識でとまってたけど、SF好きだし何なら少しは人より知ってるつもりだった。
とんでもねぇ!まぢやべぇ。と!
おもしろすぎだろー
宇宙の大きさなめてたーー
YouTube宇宙動画オススメ!
↑ 興奮で乱れ気味
私の趣味で太陽系の模型を置いていたら兄妹が興味を持ったので、YouTubeで宇宙の動画を見たら見事に(私も)ハマったという、思いがけず嬉しいこともつい最近起こりました。
息子は0歳の時から現在まで、車や電車が好きですごい集中力で遊んでいるので感心しています。
ただ、ちょっと。ほんのちょっと迷路とか、塗り絵とか折り紙とかにも興味持ってくれたらな、と欲張りな私は思っていて最初は誘って一緒にやって見たりもするんです。
でもね、
親から誘って成功したことないの。
私から誘うとやらされている感満載の息子。
(娘はその点素直で一緒にやりやすい)
やっぱり自分で興味持った時じゃないとだめなのか息子よ…
例えば同じ国のことを教えるのでも、ニュースを見ながら「ここが韓国だよ〜」とか言っても全く反応なしだけど
トーマスを見ながら「トーマスはイギリスにいるんだよ〜」というと「どこどこ??」ってなります。←本当はソドー島という架空の島
トーマスに出てくる「ヒロ」は日本出身ということで「日本」を知り、自分が住んでいるのが「日本」ということも認識したようです。
自然に触る時期が来るのを待つ…ひたすら待つ
親が一緒にやることで「面白い」と目を輝かせてくれる子もいますよね。娘はそのタイプで、今はお絵かきを一緒にやることが多いです。
一方、息子は何に関しても「自分のペース」。これに興味を持って欲しいなというものは、どんどんリビングにおいて興味を持つのを待っている方が良いようです。時間はかかるけれど「その時」が来ると覚える、興味津々です。
これって意味あるかなぁ、子供のためになっているのかなぁ?奥にしまっちゃおうかな
何度そう思ったことか。「今片付けたら負け」という私の謎の意地で使わないおもちゃや張り出し系のもので今も視界がごちゃごちゃしてます。朝は清々しく迎えたいので、夜はしっかり片付けることを意識していますが…それでも…ね。
長かった。
けど、やっておいてよかった。
子どもが興味を持つ前から環境を整えて置くことは決して無意味ではなかった、と4年続けてやっと感じることができました。ごちゃごちゃ部屋を我慢してよかった…
時々しか使わないパズルも、まだ読めない本も、活用する前にボロボロになってしまった張り出した地図も。これからもリビングの兄妹の手の届くところに置き続けよう。いつかまた手にとってくれることに期待して!
母親の学力だけではない要素も
その一方で、学歴や年収が高くない世帯でも「日常生活で本や新聞に親しむことや、規則正しい生活を促している家庭では好成績の傾向がある」といったことが明らかになっている。規律正しい生活と好奇心、勉強への一定の意欲があれば、学習で工夫を加えれば、家庭環境を克服できる可能性が示された。
(中略)
家庭の蔵書数と学力との関係もおもしろい。漫画や雑誌、子供向けの本を除いた蔵書が多いほど、子供の学力が高い傾向が示された。特に、国語より算数・数学の正答率で差が開く傾向が伺える。中3の国語Aでは「0~10冊」世帯の生徒の正答率は70・4%だったのに対し、「501冊以上」は85・4%で15ポイントの開きがあった。
規則正しい生活をおくること・親も新聞や蔵書に親しむ環境が整っていれば子供の学力につながっていくと言われています。そこらへんの4大出の私からすると希望が持てる話でした。←子どもにも読んでもらうという視点で考えると、電子書籍より紙媒体の方がいいんだろうなぁ。やっぱり。
お子さんはどんなタイプですか?
もし私の息子のように我が道をいくタイプのお子さんの方は、ぜひこのリビングごちゃごちゃ作戦を試して見てくださいね。もしかしたら意外なものを手にとってくれるかもしれません。
↓ 最近絵本がわりに兄妹に読んだ本。
「 ロケットニュース24」の編集長が「井戸が壊れた寄付してくれ」というマサイ族ルカのお願いを断り、代わりに同社のライターとして雇って2人で井戸を直すお金を貯めたお話。その後ルカは学校を建てる出資者にまでなりました。
写真が多く、読むというより写真の説明をする感じになりますが「違う国・人」「支援のあり方」を知る一歩になってくれたらと本棚に加わりました。
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