子どもと一緒に家でアートというと、水彩画・クレヨンや、ちぎり絵・粘土…など様々な遊びがありますね。
どんな遊びをするのか各家庭によって特色が出るのではないでしょうか。
前回までで絵画教室と息子の絵の進歩について振り返りましたが、今回は「子どもがどんどんアート遊びをする環境づくり」を目指した私が行き着いた、未就学児の文房具収納方法についてです。
- 1.画材も"手の届く"ところに置く
- 2.兄妹には"引き出せばすぐ描ける"が良いみたい
- 3.同時に色々なアイテムを使いやすいのも◎
- 4.綺麗な画材は別の場所に。「今日は特別だよ」兄妹が飛びつくものを隠し持つ
- 最後に:引き出し方式の息子整理整頓魂に火をつけた?
スポンサーリンク
1.画材も"手の届く"ところに置く
白玉鉄板のこの方法。
親しんで欲しいものは子どもの見えるところ、手の届く範囲におき、いつでも触って良いようにしておく方法です。
「ママ,〇〇がしたいからあれ取って〜」と伝える必要がなく、気が向いたときにすぐ描けるのは兄妹にとっても私にとっても楽です。
そして収納方法はこれ
この引き出しに画材(クレヨン・色鉛筆)や文房具(鉛筆・消しゴム・セロハンテープ・のり…)を詰め込み中
息子が生まれてからというものリビングにおもちゃや絵本、その他全てリビングの一角に置いてある我が家。ごちゃぁ
ただし画材は例外でした。
子どもがものを投げたり食べたり!くらいの年齢だと、クレヨンや筆なんてとても手の届くところに置こうと思えませんよね。なので良いタイミング首をながーくして待っていたわけです。
そして兄妹が4歳半と2歳半くらいになった時、大丈夫そう!とやっとこさ画材・文房具「引き出し方式」に転換。画用紙も簡単に取り出せるようにしましたよ。
その直後から、アート的遊び(工作や絵)に取り掛かる回数が増加。狙い通り、むふふふふ
この引き出し、見た目は決しておしゃれなものではありませんが、軽い・コンパクト・持ちやすい・子どもが落としても壊れにくい、とこれが中々良かったんですよね。
2.兄妹には"引き出せばすぐ描ける"が良いみたい
引き出しは4段。
中がどうなっているかというと
クレヨンも色鉛筆も箱から出して直接入れてしまうという、綺麗好きさんには敬遠される収納方法かもしれませんね。ぐちゃぁ
しかーし実は私、これに関しては特に汚れとかあまり気にしておらず。笑
とにかく「子どもの出し入れしやすさ」を重視しています。
描きたいときはここからサッと出して使い、お片づけは引き出しに戻すだけ。引き出し自体はおもちゃ収納の一角においてあり、使うときは目の前の子供テーブルに持っていくだけ。
突然ひらめいて描き始めたと思ったらトミカして、次はお友達に手紙を書いて、またトミカして…と忙しい息子には特に出し入れ簡単な引き出し方式がとても合っているのです。
3.同時に色々なアイテムを使いやすいのも◎
ある日の息子のお絵かき風景。
マスキングテープを線路として貼り、車体など細かな線の部分は色鉛筆、車体やタイヤを塗りたいときはクレヨン…と次から次に使うものを変えて使っていました。
これも引き出し方式ならではの良いところ。
4.綺麗な画材は別の場所に。「今日は特別だよ」兄妹が飛びつくものを隠し持つ
実は引き出しに入っているものはかなり使い古している2軍の画材。
綺麗なクレヨンや私も一緒にいたほうが良いものは、目に入るけど手の届かない高いところにおいてあります。あっ隠し持っていなかった
「今日は特別だよ」なんて言いながら1軍画材出すときの兄妹の目の輝きったら!
子どもにとって魅力的かつ未就学児と一緒に楽しめるお手軽な、我が家での1軍画材はこんなもの。
1軍画材:筆ペン
筆を使った遊びがしたいなぁと家で水彩画を試し事があるのですが、周りが汚れないか私が神経をすり減らす結果だったので、今は素直にこの遊びは諦めることにしています。
でもあれなら一緒に楽しめるかも!と自分用にと購入していた筆ペンをリビングへ。
これなら子ども2人に大人1人でも水彩いけました。やったー
コピックと違って、水性でフタも3歳娘の力でも開け閉めできるのがとても良かった。
片付けも箱に戻すだけで散らからないのでズボラ主婦の味方です。
30色セットは桜色とかクリーム色などの中間色が豊富で私はその色合いがお気に入り。兄妹は群青や朱色などはっきりした色が好きですね。
いつもはずっとしゃべっている兄妹が、無言になるくらい集中するアイテムです。
1軍画材:水彩色鉛筆
これの72色を使っています。
子どもって色がたくさんあるってだけで、テンション上がりませんか?私はいまもですが
これを見ると描くというより試し書きみたいな忙しい感じになりますが、アート遊びを楽しむきっかけにはこういうワクワクも大切だなぁと2人を見ていると感じます。
ただ!この色鉛筆はお値段的にも子供用に丁度良いか〜と購入したのですが、少し癖がありまして。固め・水をつけた時の発色がイマイチ
昔使っていたファーバーカステルの水彩色鉛筆の方が滑らかで伸びが良いので、次はこっちかな。
最後に:引き出し方式の息子整理整頓魂に火をつけた?
きちんと元に戻す、色を順番通り並べる。知育ジャンルではそれを推奨しているものも見かけて、ここまで大雑把に箱から出して収納しても良いものか脳内で葛藤したこともありました。
でも、私の目的は「絵や創作を楽しむ」こと。
お絵かきが大好きでもお片づけが苦手な娘と、順番に箱に戻すのが苦手な息子が、箱に戻すことばかりに気を使って画材を使うのが億劫になってしまったら困る!というのもこの収納方法を導入した大きな理由です。
そして画材・文房具の引き出し方式にしたら、整理整頓が苦手なように見えた息子がこまめに中を整えるようになりました。
「引き出しが閉まらない」というのが息子は許せないみたいで。笑
ある方法では苦手に見えたことでも、違う方法に変えると自分から進んでやるんだなぁ。これが正攻法、というのは片付けジャンルでは無いと痛感した出来事でした。
毎回息子には・娘にはこれがあっているかな。と試行錯誤(?)するのも楽ではありませんが、うまく行ったときはニヤニヤしてしまう白玉でした。
スポンサーリンク