今日は私の持病の甲状腺機能低下症(橋本病)について。
前回このことについて触れたのは、もう4ヶ月も前のことになるのですね。
チラーヂンを服薬し始めると、劇的に!
症状が良くなると聞いて、胸踊らせていた私の近況です。
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- 現在の通院頻度と服薬量
- 経過…緊張の糸が切れた?服薬開始3ヶ月は泥のように眠かった
- 経過…あれっPMSが軽くなってる!
- 経過…5月の診察で診断名が変わった?そして増薬
- 体力の不安がなくなる。笑えるって嬉しい。
現在の通院頻度と服薬量
この病気の診断をうけ、甲状腺ホルモンを補う「チラーヂンS」の服薬を始めました。症状が安定すれば2ヶ月〜6ヶ月と受診間隔が開いていくものなのですが、未だ安定せず。
少し特殊な事情が発覚して、しばらくは5週間に2回(採血&数日後の診察)のペースで通院する予定です。
経過を簡単にまとめてみますと…
昨年12月:診断が下る。最初はチラーヂンSの最小単位の25μgから。1か月間飲んで様子見。
今年1月:翌月の血液検査でホルモンがまだ足りないと判断。50μgに増量。
2月:ホルモンが足りていると判断。50μgのまま。整腸剤ももらう。しかし医師から不穏なはなしをきく。←特殊な事情発覚
3月:ホルモンが足りていると判断。50μgのまま。不穏なはなし再び。
5月:ホルモンが不足と判断。75μgに増量。←イマココ
経過…緊張の糸が切れた?服薬開始3ヶ月は泥のように眠かった
服薬を開始して3ヶ月目。血液検査の結果から、甲状腺のホルモン量はひとまず安定していると判断された今年の2月ですが、私の実感としてはかなりひどい状況でした。
下痢ばかり
下痢がひどいので整腸剤をもらった2月。
橋本病ではむしろ便秘になるはずで、実際産後から今年1月までは便を常に秘めている状態だったので、日に何度もお腹が痛くなるのは何が起こったかと怖くなりました。
その後整腸剤を飲むことなく、また便秘に戻りました。一体なんだったんだろう?冷えかな
寝不足じゃないのに、ずっと眠い
眠気が常にあり、平日帰宅後も疲れすぎて倒れるようにソファで20分ほど寝りこんでしまうことも。(兄妹にはTVをみせて遊んでいてもらっていた)
【橋本病】今まで辛さはこの病気のせいだった?でも言っていますが、今まで無理くりごまかしてきたはずのだるさや眠気が、病気の症状とわかって一気にコントロールできなくなってしまったという感じでした。
無理せず睡眠を確保することを優先して、子供達と毎日のようにねんね〜
経過…あれっPMSが軽くなってる!
おかしいな。
服薬を始めて3ヶ月も経ったというのに、症状が全く改善しない。それどころか悪く(コントロールできなく)なってる。
投薬を始めたら劇的に良くなると思い込んでいた私は落胆しまくっていました。
でも3月になって、月のものを迎える前…
あの不快な浮遊感やイライラが…ない…かも!
産後かなりPMSがひどくなっていたのですが、さらにはこの冬にはめまいがひどすぎて通勤途中に足がもつれて倒れそうになったこと数回。
月経の10日あたり前から始まっていたので、もはや日常生活が子宮にずっと支配されている感覚さえありました。汗 生理休暇が欲しいと真剣に思っていたこの冬
そんな私が
普通に過ごせてる!
イライラは少しありましたけど、めまいや体がふわふわ浮いて足がもつれることもなく。ひと月のほとんどを普通に過ごせる幸せ。
これは劇的に!と言ってもいいくらい変わりましたね、確かに。
すごく嬉しい気づきでした。
この頃から日常生活でも疲れが軽くなり、帰宅後お風呂にすぐ入るスケジュールでもこなせるようになりました。
徐々に体力が戻ってきてはいたのでしょうが、なかなか気がつかないもので。でもPMSはわかりやすくって、やっと自覚できました。
めまいがない、月経が軽い、イライラがコントロールできる。
心から面白いと思えることがなかった私ですが、普通に毎日笑えるようにもなってきています。
特殊な事情。「バセドウ病」の抗体もあるってどういうこと?
さて2月に担当医から説明された不穏な話がなんだったのかというと。
バセドウ病を患っている人にしかない「TRAb」という抗体を、私がなぜか保有している
ということ。
医師が表情を変えずにさらっと「こういうことはあまりないんですけどね」と言っていたから、変わっている体質ということはわかったのですが、それで何が起こるのかとか、どんな心配があるのかとかはわからないので医師に質問。
この抗体があるとバセドー病になるはずだけど、橋本病になっているということはTSH受容体に抗体がはまっていない、つまり体にとって害のない抗体なのかもしれない。
ということを話してもらいました。多分。理解が追いついていない感
「今は心配しなくて良くて、でも経過は観察して行きましょう」とTRAbの数値が最初の血液検査から毎回少しずつ上昇していることを指しながら医師は言いました。ひえ〜不穏すぎる
このことがあるので、通院の間隔はしばらく伸ばさずに5週間に1回の診察になりました。
なんとなく不安な気持ちが晴れずgoogleさんにもきいてみましたが、該当する症例などが見当たらず困っています。
今わかっているのは、
- 橋本病とバセドウ病は、首にある甲状腺の機能の低下と亢進によって起こるもので真逆の症状
- TRAb・TRSbというバセドウ病(甲状腺機能亢進)の患者にはこの抗体があるために、甲状腺を刺激しすぎてしまう。
- 橋本病の患者にTRAbを持っている人はあまりいない。
ということでしょうか。
今は心配しなくていい、という医師の言葉を信じて。というか心配しても何もすることないですしね。まったり過ごしたいと思います。
経過…5月の診察で診断名が変わった?そして増薬
直近の受診で担当医が変わりました。そこで少し驚くことがありました。
見解の違い?診断名って医師によって変わるものなんだ
TRAbのことも改めて確認されて触診を受けましたが「甲状腺が硬いの(バセドー病は柔らかくなる)で甲状腺機能低下症ということで良いでしょう」とのこと。
でもTRAbがあるから橋本病とは言えない。甲状腺機能低下症としか言えないですね。
とも言われて…頭の中が?だらけに。
前担当医にははっきりと「甲状腺機能低下症の橋本病」と診断を受けていたのですが、TRAb抗体があると橋本病とは言えないと現担当医。
まぁ治療が変わるわけではないし診断名はなんでもいいのですが、変わった体質のせいで今後も?なことが増えそうです。
確かに4月はPMSが出ていた
今回の5月の診察の結果、チラーヂンが50μg→75μgに増えました。
4月のPMSがひどくて「あれれ?」と思っていたところでした。ひどくなるのはすぐ気がつくという
そしてやっぱり甲状腺ホルモンが足りてないという結果…
私は甲状腺ホルモンが足りないと、すぐ子宮関連に出る体質なのかもしれません。
今月は穏やかに過ごせますように。
体力の不安がなくなる。笑えるって嬉しい。
イライラして子どもを怒鳴ってしまったり、体力がなくてすぐ横になったり、家事も遊びもすぐ息切れを起こしてしまう自分に自信喪失の日々でした。
すごくすごく辛かった。病気ではなくただ私に体力がないだけだと思っていたので、尚のこと自分を責めていました。
症状として気分が落ち込みやすいのもありますが、体力がなく出来ないことが多すぎて余計気分が沈むことも多かったんですよね。
心から笑えなくて、張り付いた笑顔で過ごしていたんです。
でも、投薬のおかげで兄妹と目一杯遊ぶことが気持ちよくできるようになってきました。
疲れても気持ちいい。
面白いって体の中から笑える。
うんうん。この感覚!懐かしい。
気持ちも体調も順調に上向きになってきています。
まだまだこの病気のことでわからないこともたくさんあるけど、医師のはなしを聞きつつ上手く付き合って行ければいいな。
さて、今日は子どもたちとどこへお出かけしようかな。
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