先日開花したチューリップ。
一番最初に開花した花がそろそろ散りそう。
と私がおしべとめしべを覗いていたら(?)花好きの娘も花の中に興味を持ちました。では折角なので兄妹一緒に分解してみましょう。めしべ、ちょっとかわいくてつい覗いてしまう。
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手で分解する
紙の上に置いて、まずは花・茎・球根・根と長さを測りました。
- 花:6.1㎝
- 茎:25㎝
- 球根:3.1㎝
- 根:10.3㎝
わが家の「おうちで実験」は遊びの延長。その場の疑問や興味からはじまることが多いので手で分解していますが、こういう時用にピンセットも欲しくなっています。
「おおきくなったねぇ」「きゅうこんがふわふわしてる」そんなことをいいながら結構大胆にちぎっていく兄妹。娘の性格上「かわいそう」となるかと思いきや大丈夫でした。
- 花びら6枚(がくはない?)
- 雄しべ:6本
- 雌しべ:1本
- 葉:3枚
それぞれの数を数えたりしたところで、顕微鏡の出番です。
顕微鏡で観察する
外に持ち出しても使えるということで、一年程前からコンパクトなハンディ顕微鏡を使っています。
実際に顕微鏡を覗いたほうが細かいところまでよくわかります。
私のスマホで撮るとどうもぼけてしまうんですよね。とくに気孔がまるいつぶつぶにしか写っていなくて残念です。
スマホ写りはともかく、プレパラートを使用しなくてもとにかく手早く観察することができるのは6歳8歳の飽きっぽい子たちにはぴったりで、この1年こんな風によく観察会をしています。
花粉や胞子にピントをバッチリ合わせられると、どちらかというと兄妹より私の方が興奮しちゃうんですよね。理科好きでした。
触れる・スマホで接写してみる
根の先が茶色いのはなぜでしょう。
球根の外側は4層になっています。写真は一枚剥いた後
ミニ球根でもできているかな?とちょっと期待しましたが、時期が早いからか何もありませんでした。
今度植える前の球根を割って、今回と比較してみるのもいいかもしれません。
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「おうちで実験」は気付きや疑問がを話し合う時間
娘は「外側と内側の花びらの形がちがう」ということが気になり、私がネットで調べたところ外側3枚は「がく」だということがわかりました。…チューリップのがく気にしたことなかった
先生ブログ「マスターコース(小学3~4年生)3月前半実験レビュー」 - 栄光サイエンスラボ(科学実験教室)
あとは何が何枚あるかということに興味があるお年頃なのか、根っこの数も数えようとしていましたので朝起きたらねということで今日は寝てもらいました。笑
息子は数などは気にならないようですが「球根がふわふわしているのはどうして?」「花粉はこんなにあるんだね」と視覚触覚で確かめたことが気になるようでした。
私は私で「そういえば花の香りはどこからくるのかな」と気になって、チューリップの花のパーツをくんくんとしてみたしたら、花びらから強い香りが出ていてびっくりしているところです。めしべの根元からも強く香りそうなイメージだったのですが微香でした。
絶対に答えがわかるまで調べるという感じではなく毎回こんな感じでふわっと終了するのが我が家の「おうちで実験」。
ここからさらに疑問を掘り下げていくのが理想ですが、子どもと一緒に観察したり予測して話し合うだけでも気楽で楽しい時間なので気に入っています。
ノートに写真や大きさ、疑問に思ったことをまとめて図書館に出かけるところまでやってみたいなぁと思いつつ、兄妹の集中力持続時間を考えるともう少し先になりそうだなと感じている白玉でした。
使用した顕微鏡
光ります。
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