上野にある国立科学博物館、通称”カハク”の年パス(リピーターズパス)を昨年2021年に初購入し、利用してきました。
年パスをかったことで博物館に行くハードルが下がり、2ヶ月に1回はふらっと行けたので、兄妹(当時小2・年長)の中で博物館は”遊びにいく場所”というくらい気楽な場所になったようです。
今回はそんなカハク年パスを利用して楽しんだあれこれをお伝えしたいと思います。
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まずはじめに。カハクは広い!
カハクの常設展は「日本館」「地球館」合わせると9フロア分にもなり、シアタードームや常設展の中の企画展も都度ボリュームがあるので、常設展示の概念がひっくり返ってしまう展示量です。
引用:利用案内・情報 ≫ アクセス・利用案内 ≫ フロアマップ :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo
この広さと扱うテーマの多様さに圧倒されて、年パスを利用してじっくり観覧したいと思い年パス購入に至ったのでした。
子どもが小さい時は「今日は恐竜と人類の進化」「今日は鉱石と日本の歴史」といった感じでテーマを決めてまわる方がいいかもしれません。
昨年夏にNHKの番組でネアンデルタール人に興味を持った娘と、とにかくマンモスの大きさにびっくりして写真を撮りまくる息子と、じっくりとフロアを見て回ったのが(兄妹はは忘れちゃうかもしれないけれど)私にとって良い思い出になりました。
リピーターズパスの”お得”を利用して博物館を楽しもう
カハクに入場できる年パスは2種類。
- リピーターズパス(¥1,500)
- 友の会(¥5,500)
今回は白玉家が利用しているリピーターズパスの特典を中心にご紹介します。
※高校生以下・65歳以上は常設展の入場無料。
※友の会は特別展の無料券と情報誌が付いている年パスです。詳しくはこちら▶︎利用案内・情報 ≫ 友の会・リピーターズパス :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo
常設展は無料・特別展は¥630引き
常設展
先ほども触れましたが、とにかく広いカハク。
これが年1,500円で何度も入場できるって、とにかくすごいとしか言いようがありません。
この1年で6回〜7回ほど訪れましたが、上野動物園の予約時間まで少し時間があったので、展示とシアタードームをさっと見てカフェで休憩するという、贅沢な使い方をしたこともありました。これも年パスならでは!
特別展は常設展料金の630円を引いた額を窓口で支払う
東京国立博物館トーハクと国立科学博物館カハクの二本立てに挑戦😄
— 白玉あん子@小3小1 (@ShiratamaANKOD) November 3, 2021
トーハクは息子がずっと見たかった鎧や刀をじっくり鑑賞して大満足。
カハクはミイラ展。子供ミイラの作りの丁寧さにうるっと😢
で、ややこしいがトーハクのミイラの本(右)が子供向けでとっても良い◎カハク特別展の本(左)は大人用 https://t.co/ixCvE4tMnz pic.twitter.com/3pSqZS9IIq
年数回開催される特別展の入場料は大体¥2,000なのですが、リピーターズパスの提示すれば常設展分が割引になり¥1,370になっちゃいます。気軽に行きやすくなりますよね。
あと個人的には子ども連れに丁度いい価格なのですよね。
というのも、この1年間でミイラ展と宝石展、2つの特別展に行きましたがそれはそれは混雑していて。兄妹(小2・年長)はまだ長時間待つのが難しいのと、大人が多すぎて近寄れない展示もありました。人がまばらでゆっくりできる常設展と比べ、全てを満喫できたかというと・・・うぅーん・・・なのでこの位の価格だと家族連れに丁度良いし、なんなら2回目挑戦すればいいかという心の余裕がでてきます。
※特別展に行く際はWEBサイトで日時指定が必要
▶︎入館予約のお願い :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo
常設展の場合:リピーターズパス利用者は日時指定のネット予約。▶︎予約不要になりました。
特別展の場合:日時指定のネット予約し、現地でリピーターズパスを提示して¥1,370を支払う。特別展の入口を少し進んだところにある受付で入場料を支払います。
ミュージアムショップ・カフェ・レストランでの飲食が割引に
買い物は10%・食事は5%割引になるのも嬉しい特典です。
お会計の時に年パスを提示すると、その場で割引されます。
ミュージアムショップ
今回ミュージアムショップで👧が選んだのは化石セット。アメジストと悩んでたから、アメジストじゃなくて本当にいいの??って確認しちゃったけど…サメの齒の化石がとっても気になって触ってみたかったみたい。一緒に観察してたら小さな歯なのにこんな歯が並んだサメに噛まれたらと寒気がしてきたー https://t.co/jBLybSMGpG pic.twitter.com/E5sIM1YJ0Q
— 白玉あん子@小3小1 (@ShiratamaANKOD) February 23, 2022
私はネットでの買い物が多いので、兄妹が実際に見て「お土産はどれにしよう」と悩む時間もとても楽しく見ています。といっても、兄妹は意外と早く決めるので私が一番優柔不断なんですけどね!
化石や鉱石といったお土産を購入できるのも博物館ならでは。
水族館にあるようなかわいいぬいぐるみから、ここでしか見れない様な文房具やおもちゃがたくさん。宇宙食なんかも置いてあります。
ミュージアムショップは日本館地下1階の出入場受付のすぐ横にあるので、是非寄ってみてくださいね。
レストラン・カフェ
常設展だけでも1日過ごせるカハクは、休憩できる場所もしっかりあります。
地球館2階のレストランムーセイオンはクジラの実物模型と同じ目線で食事ができちゃう場所。日本館地下1階のくじらカフェは持ち込んだものが食べられるラウンンジの隣なので、おにぎりを持って行っておかずやお菓子はカフェで買う、なんてこともできます。
※持ち込みでお弁当を食べる場合は、日本館のラウンジ・地球館の屋上・特別展出口から地上に出た広場を利用できます。
常設展の音声ガイドが2回目以降無料(休止中)
現在新型コロナウイルス対策のため休止中ですが、常設展の音声ガイドを1回(¥320)利用したら、2回目からは無料で利用できるようになるという特典もあります。
※現在は館内Wi-Fiに接続し、個人のスマホでガイドを聞くこともできる様になっています。音声ガイドと同じ内容かどうかは不明です。
他の植物園・自然教育園にも無料で入場できる
上野のカハクだけではなく、筑波実験植物園・付属自然教育園にも無料で入場できる特典があります。
残念ながら我が家はまだ行けていないので、年パスを更新したら行きたいところ。
イベント(年パス不要)
常設展に入場すれば誰でも先着順で参加できる講義も週末を中心に開催しています。今年はどれかに参加したいところ。
GWも菌類・哺乳類・火山・ウグイスなどなど、興味深いテーマで開講予定。
▶︎イベントカレンダー ≫ 上野本館 :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo
周辺施設も魅力いっぱい。更新したくなる年パス
この1年で利用できなかった特典もありますが、私は総合的に満足していてまた利用したいと思える年パスでした。もうすぐ期限切れになってしまうので、また更新したいと思っています。
またカハクのある上野公園は、他の博物館・美術館・音楽ホール・動物館などなど文化施設が集まった場所なので、散歩しているだけでも楽しめます。
今はどこに行くにもWEB予約なので、入場時間になるまでぶらぶらしていますが、いる場所に困らないのも子連れには嬉しいポイント。
リピーターズパスの購入方法
カハク常設展入口から道に沿って日本館に入ると左手に受付があるので、そこで購入します。
申込用紙に名前・住所など必要事項を記入して提出、1,500円を支払います。
筑波実験植物園・付属自然教育園の窓口でも購入できるそうです。
引用:利用案内・情報 ≫ アクセス・利用案内 ≫ フロアマップ :: 国立科学博物館 National Museum of Nature and Science,Tokyo
年パスの良さを色々とまとめましたが、私が一番良いと感じたところは「ちょっとした隙間時間にも行ける」こと。
カハクの常設展は当日でも予約できるので、理科社会のはじまった小3息子と、何かと生物が気になる小1娘の気になることや興味をもったことを広げるために、今年は平日利用も積極的にしていきたい白玉でした。
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カハク関連情報
・国立科学博物館
〒110-8718
東京都台東区上野公園 7-20
JR「上野駅」から徒歩5分〜10分ほど。
入口に展示してあるSLが目印です。
・おうち時間や自宅周辺でつかえるワークシートも。
・ライブ配信もあります。
・美しい日本館の歴史について。
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