今日のおやつはなんだろな

LEGOと宇宙が好きな兄。生物も英語もなんでも興味津々な妹。兄妹とのあれこれを。

幼稚園選びに重視することは??回顧と愚痴

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いよいよ入園願書の受付や入園面接が迫ってきましたね。

都内だと、10月に願書受付、11月頭に考査というスケジュールがほとんどだと思います。来年入園を希望されている親御さんで、まだ頭を抱えている方、、いますか?

 

 

去年の今頃、白玉は頭を抱えていました。

2歳差育児にやっとなれてきていたとはいえ、まだイヤイヤ期の息子と、まだ授乳中の娘。

 

説明会に行くだけでもやっとで、早く決めたいのになかなか決められない。子供をどんな幼稚園に入れるか!悩みまくって育児ノイローゼ進行してたかも、、

 名門私立幼稚園の受験はしていません。普通の地元の幼稚園で探していただけのはずなのですが、、ドツボにはまっていましたよ。

 

通える範囲は2区

S区:2年保育の区立か、3年保育の私立

O区:区立が廃止されていて、3年保育の私立幼稚園だけ

 3年保育希望だったので、私立で決定、という流れでした。

 

※今日はとりとめもなく書いてしまったので、興味のある方だけ読み進めてくださいね。

 

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何が不安って、、どこにも入れなかったらどうするかってこと

昨今の都市一局集中の人口増加のためか、どの説明会に行っても倍率が高い印象でした。幼稚園前の2歳児から通う「プレスクール」の設置も増え、園の子供の囲い込みと親の園活もまた加熱の一途です。

 

大体6園みて「考査を受けた子が全員入れます」という園は一つもなかったのです。しかもどこへ行っても紺の「お受験スーツ」を着た方が多く、平日の説明会で両親揃ってフォーマルで参加されているのも結構見かけましたね。

↓就活を彷彿とさせる紺一色の世界でした!

 

 

おいおいーみなさんの気合が凄まじいよ、押しつぶされちゃうよーーー

そんな日々。

どこでもいいから入れたい、あと一年ずっと一緒にいるのは無理だよーー

恥ずかしながら、当時の白玉の正直な心の叫びです。

妥協するのが下手でキャパ極小の私は、育児ノイローゼだったのだと思います。訳あってすぐに通うのをやめてしましましたが、心療内科で漢方を処方してもらう程度にはひどかった。

 

幼稚園“どこでもいい”と言いながら、本当は自分のこだわりを妥協できずに苦しかったんですね。

(育児ノイローゼの時は「楽していいんだよ」と言われてもどこまで楽していいのかわかりませんでした。根っからのグータラですから、自分が楽になるまで楽したら生活にならない!!結局いろんなところを頑張るしかない状況でした。今もまだ、疲れがたまると怒りすぎてしまう。)

 

説明会での一コマ 

オムツ外れが入園までに必須と言うA園。そこで白玉が質問を投げかけた。

白玉 入園までには完全に外れそうですが、考査の時は月齢などを考慮していただける

   のでしょうか?

A園 ちょっと困ったのちの「まぁそうですね、、」

ぐぬぬ、プレッシャーがのしかかる。

 

 

お受験園ではないとカジュアル感を出すB園。そこである親が質問。

親  例年の倍率など教えていただけますか?

B園 それはまぁ、そうですね。近年増加傾向にありまして、全員というわけには

   ならない状況です。

ぐぬぬ、ここもですか。

 

HPを見て“近く”で“変なところではなさそう”と思えば見にいき、決めきれず。

“遠く”ても“良さそう”なところも見にいきました。

でも結局決めたのは“近く”て“無難”な幼稚園でした。

 

“普通の”幼稚園に通わせたい という呪縛

ここでいう普通の幼稚園像とは、白玉の通っていた幼稚園(関東郊外)の記憶からくるものと、子供達にはこんな幼児期を過ごしてほしいという思いから形作られていました。それが都内では全然普通じゃなくて、結構ハードルが高かったのか!と判ったのは目星をつけた幼稚園の説明会や見学会が全て終わった時。

探し始めた頃の幼稚生活と園の理想
  1.  土の園庭があり植栽がある できたら大きな木があって木陰で休んだり、木登りができる
  2. 毎日外で思い切り遊ぶ
  3. 工作や絵を描くことに力を入れていて、子供の個性を尊重してくれる 下手でもなんでも認めてくれて、太陽は赤だね、など訂正しない
  4. 清潔
  5. 音楽に慣れ親しめる
  6. 延長保育の合間に習い事ができる
  7. バス停が家のすぐ近くにある
  8. ベテランの先生が在籍している

大切だと思うのは特に1,2,3,4,8。

理想というよりとても幼児教育の基本的なことだと思いますがいかがでしょう。だから最低限クリアしていることだろうと思っていました。それなのに、、あぁ。

園庭がある が危ういなんて。

ある園の敷地を見て“猫の額ほどの庭”(困惑)て言葉が人生で初めて頭に浮かんできました。

 

もう絶対ひと学年の子供達が並んだらいっぱいになっちゃうよねぇ。

狭い庭=各学年かクラスごとに時間を見て遊ばせる=毎日庭には出ない

ということで、2も叶いそうにない、、。

息子は体を動かしている時が一番いい笑顔だと常々感じていたので、庭のある園で思い切り走って生活してほしかったのに、それが叶いそうにないと絶望してました。(ノイローゼ白玉、、振り返ってみると悲観しすぎですね。苦笑)

 

自分が通うのに気持ちのいい幼稚園はどこだ!?

まぁまぁ見学や説明会には行った方だとは思うのですが、それでも納得できるところは見つからず、もっと範囲を広げるべきなのか悩んでいました。入園が決まれば4月から働けるよう就活もするつもりだったので、だったら良い幼稚園を見つけてその周りで就職してもいいな、なんてことまで考えてたのです(やりすぎ)

 

 

しかしそこで一呼吸。

 

雨の日も風の日も子供と一緒に通勤するのか、大人ばかりの混雑した電車で?

体力持つかな、それに古い施設だとおしっこ行きたがらないな。お漏らししちゃうかな。

私はそんな生活で持つのか?今でも息切れしてるのに。

泥遊びや外遊びを存分にやってほしいけど、私はそれを毎日綺麗に清潔にしてあげられるのか、、、。

 

結局、建物が古くて暗いところや、園庭や先生方の教育理念も納得の「ここなら」と思った(けれどとんでもなく遠い)園も最後まで悩んだけれど願書を出しませんでした。

 

子供に〜させたい! から 私は〜が気持ちがいい、〜でいいかな と考え始めたら、急に楽になってポンと「ここだ」と決められました。

 

“近く”て“無難”な幼稚園の正体

バス停が近く施設も清潔綺麗。外遊びはなかなかできないけれど、室内で工作を沢山してくれて、怖がりな息子も排泄がスムーズに行えている様子です。日に日にこの幼稚園にしてよかった!と思えました。親が働いていることも考慮してか、行事への準備も園側のフォローが手厚く、本当に助かっています。

特に目立った特色は見られないけれど、子供を安心して預けられるというということはなんとありがたいことだろう。“近く”て“安心”できる幼稚園なんて、サイコーじゃないか!近いから行事に参加するのもすぐだし、仕事帰りからのお迎えでもすぐ帰れてお互い消耗が少ないです。

通わせてわかった、幼稚園選びで大事なポイント
  1. 子供が安心して過ごせる環境か 
  2. 通っても親の負担にならず、余裕を持っていられるか
  3. 笑顔で子供を送り出してあげることができるか
  4. 通わせている親御さんたちとの相性はどうか

 白玉家は延長保育を利用しているので、平日起きている時間だけ見れば、家より過ごす時間が長くなる幼稚園での生活。子供が安心して過ごせる施設で、安心して任せられる先生方かということが一番大切なんですね。

2のポイントは人それぞれ違うと思いますが、私にとってはバス停が近いなど送迎の負担がない、行事への親の参加が少なくてOKというのが大助かり。

 

もちろん片道1時間かかってもこの子のためならこの園だ!という親御さんもいるでしょうから(すごすぎる!尊敬)そこは本当に人それぞれですね。

 

自分に余裕があり幼稚園を信頼できる場所であれば、親として笑顔で送り出してあげられますよね。子供はその笑顔で安心して出かけていけるのではないかと思っています。

 

 

4も結構大事です。まだ入園前だったら登園、降園の時間帯に園周辺を見てみると良いと思います。実際のお母さんたちの雰囲気って大事です。

 

ある日、公園で子供たちと遊んでいたら、説明会に行ったC園のバス降園と遭遇しました。説明会ではとても先生方が上品で方針も好み、親御さんも熱心な方が多く好印象でした。しかしそこで見た光景がひどかったので、候補から抹消されました。笑

 

お母さんたち同士で公園中央でおしゃべり大会、子供達はお菓子を走りながらボロボロ食べていたり、小さい子が今滑ろうとした滑り台を逆に登って行って困らせたり。

お母さんたちは注意しないのか観ていないのか。結構小さな子が沢山いるこじんまりとした公園とこなのでドン引きしました。まぁC園の一部の親ではあるんですけど、幼稚園の雰囲気と親の雰囲気が違うこともあるので注意です。

入園後、自分がママ友同士にならずとも、自分の子はそのお母さんたちの子供と毎日過ごすわけです。雰囲気を見て、自分と似ているなー友達になれそうだなーと思えたら、その幼稚園は子供にとっても家庭環境などが似ていて過ごしやすいのではないかと思います。

 

この子のためにはどんな幼稚園が良いのだろう、と真剣になるのは誰でもあると思います。でも去年のことを振り返って見て思うのは、そんなに根詰めなくてもよかったんではないかってこと。結構HPで受けたい印象は、そのまま幼稚園を表していることが多くて、それで決めてしまってよかったんではないかというぐらい。※あくまで白玉の経験上です。

HPが綺麗、今風に更新されている→上層部がそこまで意識が回っている。手が回っている。人が足りている。

HPが独特、もしくは古い→ 価値観が独特、どこか古風でとっつきにくい面がある。

 

HPみていつ更新したの?となっても、実際見たら実はすごく良いかも!と期待して極端に変なところ(宗教色が強いとか施設が酷すぎるとか)でなければ、その幼稚園を見に行っていました。まぁ冷静になった今だから言えることだけれど、、

無駄足でしたねー

選択肢を広げすぎないこと。大事です

お子さんに過ごしてもらいたい生活像とすり合わせながら、災害があっても迎えに行ける位の範囲で決着がつけば望ましい気がします。

  

回顧“園活” 

息子2歳、娘0歳。2人目出産後まだまだてんやわんやの去年の春。

幼稚園の前段階、2歳児保育「プレ」がもう募集されていました。その枠だけで幼稚園入園児の半数が埋まっているという園もあり、、不安でした。

 

「プレ」には月一回幼稚園に遊びに行くというものから、毎日、幼稚園と同じように通わせるものまで様々。

上だけでも連れていくのに大変、下の子まで連れていくとなるともう自宅へ帰ってこれないくらい疲労することが目に見えていましたから、悩みながらも一園も申し込みませんでした。(2〜3園のプレを渡り歩いている親もいるみたい!)

 

するとそれだけで、幼稚園の選択肢ってグッと減るんです。そしてそれがまた不安で苦しい。また幼稚園の協定で試験日が同一日で併願できないシステムのため、一園もしくは上手くやって(午前と午後違う園を受ける)二園受けるのが関の山。ご近所園でも、絶対落ちないためには入園のための「面接対策」をし、説明会や面接の日には「紺のスーツ」着用が暗黙の了解。それがほんっと息苦しかったです。

 

どうにかならないのか“ー活”

生まれる前から保活、保活しなくても園活。そしてこれから待ち受ける放活!(小学校就学時に放課後の預け先を決める活動)

年々前倒しされる就活に経団連から指針が示された(6月までは選考活動を行わない)ことで、就活のリズムはある程度安定したように見えます。

でも、どう考えたって保活や園活の流れは誰も規制しないでしょうカラーーー

まだまだヒートアップしそうです。(もうやめようよ、、)

 

兎にも角にも、悩みどころいっぱいの幼稚園選び、お母さんお父さん自身の気持ちを大切にしてくださいね。無理は禁物です!

 

↓家での遊び方にも役立ちます

 

これからの幼稚園(おまけ)

私が幼稚園児の頃は、2年保育が主流だったと母から聞いています。でも今は3年保育が主流。そしてこれからは4年保育が主流になるのかもしれません。政府が待機児童の受け皿として、幼稚園の2歳児受け入れを指導して行くことも発表されています。

 

www.nikkei.com

 

受け皿としてという点はもちろん賛成です。これが早く整備されていたら、私ももっと早く再就職していたでしょう。ただハード面、問題山積な気が。見学をしたときを思い浮かべてみても、2歳児を実際に保育できるキャパがある施設ってありませんでした。プレハブでも建てるんでしょうか?ううーん。

あと、、つまりそれって、もう1歳から園活をするわけですね?保育園のように点数で入園が決まるのではなく、1歳の子供連れて紺のスーツで説明会行って面接受けるのですかね?無理じゃーーーーい!笑

その頃の1歳代の子供を持つお母さんて、二人目の妊娠してたり、年子ならもう生まれてたりするんですよ、、めちゃ大変な時期ですよ。

仮に園活が1年早まって、息子1歳の時にやらなくてはいけないのだったら、2人目考えたかな?て疑問も湧いてきます。

 

保活でも園活でも先に先に早めに動ける人はもちろんいます。でも出産後に弱っている人はそれに付いていけないと思います(私みたいに)。

だから「プレ」に参加せず入園の競争に出遅れて「出来ない親の子は入りません」とふるいにかけられているような、そんな気もしていました。お願いだから産後の負担をこれ以上増やさないで!我が子が1〜2歳の時くらい平穏に何も考えすに過ごしていたい白玉です、、

 

 

今回はながーく

とりとめもなくなってしまいました、すみません。

幼稚園事情、受け皿案が良い方向に進むように願います!

 

 

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