夏休みの帰省時期。
楽しい夏休みを過ごされていますか?
この夏の我が家のメインイベントは神奈川県山奥へ旅行。
そのため4歳2歳を連れて普通列車*1のグリーン車を利用しました。
※ちなみに普通列車のグリーン車は幼児のグリーン料金がかかりません。以前子連れで利用した際の失敗談→初!子供連れのグリーン車と料金(小学生未満二人までは無料です
親としては前回と同じく見晴らしの良い2階で過ごしたいところでしたが、 息子の強い希望により、今回は1階に乗ってみました。
乗ってみたらやっぱり暗い…のですが
意外なことに幼児連れならではのメリット(親視点)と楽しさ(乗り物好きの子ども視点)を発見しました。
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【親視点】メリット
圧倒的に席が取りやすい・乗り降りしやすい
↑ 1階最後尾の座席を確保
関東を走っている普通列車グリーン車は2階建てのものが多いです。
「どうせ乗るなら見晴らしの良い2階に乗りたい」と誰もが思いますよね。
つまり人気、混んでる。普段は見ない景色が見えるってのは大人でも気持ちが良いものです。時間帯にもよるのでしょうが、少なくとも通勤時間外なら席は上から埋まっていくのでしょうね。
一方、1階を覗いてみたら…ガラッガラでした。
時期は8月上旬で午前11時くらい。
ラッシュの時間ではないとはいえ、隅が落ち着く人、スーツケース・ベビカーを持ち運ぶファミリー層の聖地(前後の広い席)すら埋まっていませんでしたから驚きました。2階は半分以上は埋まっているのに、1階にはなんと5人くらいしか乗っていなかったのです。
ガラガラなので
- 遠慮なく子どもたちと一緒に座れる(混雑時は膝の上じゃないと気まずい)
- お喋りや飲食もピリピリしすぎず、リラックスできる
- 降車もスムーズ(降りる人の流れに慌てなくて済む)
私の場合、子供連れで移動するようになってから終始同乗者の方々に「いかに迷惑をかけないか」ということに意識がいっていますから(他のママパパもそういう方は多いのではないでしょうか)、リラックスできるのはかなり嬉しいこと。
同乗者との距離が物理的に離れてるだけで、もう気分が全然違います。←どんだけ人の目恐怖症
大きな安心感のおかげで親の夏休み気分も盛り上がっていったのでした。
【(乗り物好きの)子ども視点】メリット
スピード感を味わえて楽しいらしい
「前回は上だったから今回は下の階がいい!」
と約一年前のことなのに上階に乗ったことを覚えている息子に驚きながら下階へ。
予想通り、ちょっと暗いです。
が、線路が近い!!!
↑もう線路に釘付な乗り物好きな息子
↑とにかく低い位置からの眺めが楽しい様子
低い位置からだとほぼ空が見えず、線路とホームの下の方くらいしか見えません。全てが近いのでちょっと私は酔いそうなくらいでしたが、息子からするとそれがいい!!みたいで夢中になって眺めていました。
視点が低いので
- スピード感・迫力がある
- いつもより線路を間近で見れる
線路の高低差などもあったのかもしれませんが、通過する対向列車の車輪部分も見えたりしてかなりの迫力でした。私も一緒に歓声をあげていたので写真がないのが残念。
乗り物好きな子やいつもと違うことを楽しむ子なら、かなり楽しめるのではないかと思います。
幼児連れでグリーン車を使うときは1階が快適
時間帯によるのでしょうが、やっぱりグリーン車は2階が人気。2階だと荷物やベビーカーを置ける最前後席はまず空いていないので、結局席を探しているうちに出入り口から遠い席になってしまいがちです。
幼児連れでただでさえ荷物が多いのに、降車時に出入り口から遠いのも考えものです。早めに降りる準備してまだ線路を走ってる車中で降車口に向かうのも、小さい子どもだとバランスを崩してしまうかもしれませんしね。
↑左:スイカをタッチして乗車を知らせるシステム 右:ライト
その点1階は空いているので出入りがしやすく、少し暗いですがライトも付いているので特に不便はありません。
旅行鞄を抱えていましたが、降車駅についたタイミングでさっと立って降りることができました。
子育て世代はただの電車を使った移動でも、荷物の多さ・いつ何が起こるかわからない状況にあるので何かと大変です。
でも(JR東日本もこのように言ってくれていることですし)ちょっとしたお出かけの時はグリーン車でゆったりとした時間を過ごすのはやっぱりいいもんだぁ、と流れゆく車窓と線路に夢中な息子を見ながら思ったのでした。 ←娘は無反応
次は神奈川への旅行について書こうと思います。
↓初めてグリーン車を利用したときのはなし
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*1:普通列車グリーン車は、東海道線、横須賀・総武快速線、宇都宮線、高崎線、湘南新宿ライン、上野東京ライン、常磐線の普通(快速)列車に連結されています。引用:普通列車グリーン車:JR東日本